■ハイゴケについて
ほふく性の苔で、土手や草むら、畦や林の縁に普通にみられます。日向の茅葺き屋根から暗い林の中、水中まで環境への順応性があり、土のない流木や岩の表面にも定着することから庭園資材、アクアテラリウム、苔玉、ホタル飼育、装飾資材など用途の広い。葉はふわふわと柔らかく、乾燥してもあまり縮れないので、苔玉やディスプレイの装飾にとくに多く利用されます。土には密着しないので、散水や風で飛ばされないよう目土が必要。
■苔玉素材一式・ハイゴケ
・ ハイゴケ・・・ハイゴケはほふく性なので、観葉植物の根を包みやすく、お子様でも扱いやすい苔です。
・ 樹皮培養土・・・杉や桧の樹皮を粉砕した自然の素材で、水耕栽培用土としても利用される安全な素材です。とくに苔との相性は良く、酸性の強いピートモス、ミズゴケのようなpH調整の必要がなく、分解速度も緩やかなので、苔玉の素材として、またすべての苔のまきゴケの育苗用土、土壌改良材など苔園芸の基本用土もなります。
・ 苔玉盆景土・・・・主にケト土に樹皮培養土、川砂、赤玉土、バーミキュライトなどを混ぜて練り上げました。大変な練り上げ作業が不要になります
・ ボビン糸・・・・基本は黒のボビン糸20m程度 これで苔元玉と、苔を括ります。黒糸のほかに黄緑色、濃紺、青糸の在庫があることも
・ つぶ備長炭・・・・多くのミネラルを含むことから苔植物にとっての緩行性肥料的な働きが期待できます。良質の備長炭は炭化水素類は少なく、苔の生育に必要なミネラルを多く含みます。また植物の根腐れ防止、土壌改良材(保水・排水性)、脱臭、浄化、調湿効果、有害物質の吸収、分解、マイナスイオンの放出などに効果があります。使用は苔玉の中心、観葉植物の根巻きのときに入れます。また苔玉の下に化粧砂として敷いたり、コップに浸した水を苔玉にやります。
・ 緩効性肥料・・・・ゆっくりと1年掛けて効果が持続する肥料、バグアンプおよそ1gです。この肥料は苔ではなく、観葉植物の根元に入れて使います。苔植物に肥料は必要なく、かえって色が悪くなるので、直接苔に撒かないようにしてください。
・ 説明プリント・・・簡単な作り方の説明プリントです。苔玉の作り方はいろいろありますから、苔玉教室の素材に必要の無い方は、「不要」とご指示下さい
@ 苔玉教室の素材に
必要な素材が揃っているため、苔玉教室での素材に人気の商品です。
A 追加で樹皮培養土を
培養土は水耕栽培用の樹皮培養土なので、充分な保水力があり、しかも観葉植物の土が流れ出すこともありません。苔玉の大きさも、観葉植物を包む樹皮培養土の量できまります。大きめの苔玉を作りたい。あるいはより保水性を持たせて、苔玉の管理を容易にしたいなどで樹皮培養土が必要なときは、1リットルの荒目(苔玉用)の樹皮培養土\360がお勧め
■商品が届いたら・・・・
パック〈密閉容器)入りの苔は扱いやすく、苔玉などですぐに使うときに適しています。コケ植物は少々乾燥が続いても枯れることのない植物ですから、パックに入れても問題はありません。しかし密閉したままでは常温で長くは置けませんし、暑い時期は短時間でも蒸れる心配もありますので、商品が届いたら取り敢えず冷蔵庫で管理して下さい。 |



基本は黒糸です

樹皮培養土は水耕栽培用土

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